コンセプト
Kobe Foo Styleが生まれた理由と想い
Kobe Foo Style
小池農園こめハウスの小池が「食べる人の顔を浮かべながら米を育てられたらなぁ。」と熱く語ったことが発端でKobe Foo Styleの取り組みがはじまりました。「そうやなぁ。」と、ワードワールドの山田が同調してしまいました。山田は農家と一緒に加工品を作る、いわゆる農業の6産業化の仕事をしていましたが、本当に売れる商品を生むにはどうしたらいいのか迷っていました。
小池の話しを聞いて、「食べることは、本当のことを伝えること!」と確信したのが2年前。農作物を売るのではなく、作る人や農地、ややこしい人間関係や、土や機械や、その背景にある物語を伝えていくことが大切だと思い、農作物を作っている山賊や海賊と出会うツアーを開催、その土地を実際に見て農作業を手伝う援農活動がスタートしました。
そして、都市の拠点として農カフェをオープンしました。ここでは山田が見てきた農家たちのありのままの姿を伝え、農家のファンを創る活動を行っています。ファンになると、農家に会ってみたくなります。農作物を食べてみたくなります。自分の好きな農家さんを増やしながら、これまでにない流通の方法を創造し、マーケットの拡大に努めたいと考えているのです。自分自身を勝手に農の伝道師または農マダムと呼んでいます。
お米を食べると、笑顔になります。野菜を食べると、元気が出ます。魚を食べると、やさしくなれます。本当の農業や、その背景にある人や土地を知ってもらうことが、農作物を食べてもらう一番の近道だと私たちは思っています。
週末はふらっと小池農園で援農してもらうことも。農作業を手伝って、汗を流した分の米や野菜をもらってください。
私たちは、神戸の農家と都市住民を結ぶCSA(Community Supported Agriculture)を確立するために、Kobe Foo Styleを創りました。これからの活動を、どうか温かく見守ってください。